【Netflixおすすめ】素直に音楽が心にしみる映画「シング・ストリート」の感想

シング・ストリート 未来へのうた(字幕版)

ジョン・カーニー監督の「シング・ストリート」を観ました。

Netflixだと他には「はじまりのうた」の監督をしています。Netflixでは公開されていない「ONECE ダブリンの街角で」を含めて音楽が中心の映画を撮っている監督です。

自身が元々ベーシストだったこともあり、本作は半分自伝となっています。

ここからはネタバレありで感想を書いていきます。

あらすじ

1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まった――。

映画『シング・ストリート 未来へのうた』公式サイトより引用

 

素直に音楽が心にしみる映画

全編を通して何曲もバンド「シング・ストリート」の曲が流れます。

歌詞はそのときのコナーの恋心や怒り、幸せ、悲しみを書いたものばかり。曲の背景まで知っている観客にとって、その曲を聴いたときに心が動かないはずがありません

ラフィナへの届きそうで届かない想いがつらいんです!

あの、体育館へ来てくれなかったときのコナーの表情は抱きしめてあげたいくらい寂しいものでした。

また、何度も聴きたくなる曲のクオリティーはもちろんのこと、コナーとバンドの成長も見守ることができます。

はじめにラフィナに出会ったときに軽く歌ったときの歌唱力には不安を覚えましたが、曲が進むごとにいつの間にか心を鷲掴みにされていました。

普段ほとんど音楽を聞かない僕でも、やっぱ音楽っていいよなーと思ってしまったほどです。

うーん。YouTubeで曲だけでも聴いて欲しいです。

前しか見ない行動力

コナーは平凡でもさっとした男の子でした。学校にも馴染めないし、買ったチョコバーは殴られて盗られてしまうし。

そんな彼はラフィナとPVを撮るために音楽制作を始めるわけですが、とにかく行動力がすごい。有言実行!

実際にバンドメンバーを集めて曲を作りPV撮影までしてしまうんです。

その後も兄の影響をスポンジのように吸収しながら、自分の曲作りに活かしていきます。

これが良い!と思ったらすぐに真似して行動に移すところは、見習わなければと思いました。

 

とにかく、言葉でぐだぐだ言っててもかっこ悪いだけなので、コナーのように行動・行動・行動をしたいものです

中間テストの勉強をせずにバンドの練習をしている姿は、寺山修司の「一点豪華主義」とも重なるところがありました。 

www.fujiwarayoshito.com

ファッションをそのときハマった歌手風にして登校する姿には笑ってしまいました。

音楽に詳しくなくても楽しく観れたので、80年台の音楽を知っている人にとってはもっと楽しい場面だったのではないでしょうか。

創作すること 

コナーをいじめていた少年にコナーが言い放ったセリフが最高でした。

君は暴力だけだ 何も生まない

何も生まないことの小ささ。もはや次元が違う世界にいる感じ。

いじめっことの格の違いを見せつけた瞬間でした。

コナーは日常で感じたことを音楽に昇華させています。

悲しいこともあるけれど、それは美しいメロディに変わるのです。

世の中に1つ新たな生命を生んでいるんです。

創作することは、すごいことなんだなと改めて感じて、映画を観終わったあともこのシーンが忘れられませんでした。

僕も創りたい!そう強く感じました。

おわりに

実はちょうど創作に行き詰まっていたタイミングでこの映画を観たので、ずどーんときたんです。

つくづく作品との出会いはタイミングも重要だなと思います。

Netflixで何を観るか迷ったときは、ぜひ「シング・ストリート」をどうぞ。

とても幸せな気分になれる映画です。 

www.fujiwarayoshito.com

www.fujiwarayoshito.com

www.fujiwarayoshito.com

このブログについて

プライバシーポリシー及びその他の注意事項について - ヨリミチ書店