【Netflixおすすめ】監禁された部屋から5歳時と母親の脱出「ルーム」

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特に予定のない休日だったので、ポップコーンを買ってきて1人寂しくNetflixで「ルーム」を観ました。

前情報なしで気軽に観始めましたが、まさかこんなにドスンと心に響いて爽快感まで味わえるとは。

Netflixのレコメンド機能に感謝です。

今回もネタバレを気にせず感想を書くので、ぜひ本作を観てからこの記事に戻ってきてください。

あらすじ

17歳のときに誘拐・レイプされたジェイは、6畳程度の小さな納屋に監禁されます。

天窓以外に窓はなく、扉は完全にロックされています。

ジェイはその中で出産もしていて、子のジャックと母のジェイは、毎週日曜日に犯人(オールド・ニック)が持ってくる食品を食べて暮らしています。

ジャックは納屋の中で生まれ、外に出たことがないので「世界」のことを知りません。

納屋の外側があることを理解していないのです。

そんなジャックが5歳になった年に、ジェイはジャックを脱出させようと試みます。

初めて「世界」を目にするジャックは何を感じたのか。

アカデミー主演女優賞

監督はレニー・アブラハムソンで、他にも何作か撮っているようですが、観たことがありませんでした。

主演女優はブリー・ラーソンで、本作でアカデミー主演女優賞を受賞しています。

そして、子役のジェイコブ・トレンブレインは、演技とは思えない自然さで素晴らしかったです。

 「万引き家族」といい、子役が良い映画は間違いないです。

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初めて触れる世界

脱出することがメインのストーリーだと思っていました。

しかし、もちろん脱出シーンにドキドキはしたけど、わりと早めに部屋から脱出してしまいました。

話が終わっちゃうかと思いきや、ここからが本題でした。

それがジャックが初めて触れる「世界」での成長です。

納屋の外のこと知らなかったジャックが初めて接する「世界」は、トラックの荷台から見上げたときに大きく広がっていた青空でした。

このときのジャックの表情を思い出すだけで涙腺が崩壊しそうです。

なんてあどけなくて純粋無垢な表情をするのでしょうか。

その後もたくさんの初めてに一気に出会うジャック。

1つ1つ知っていく様子が、愛おしく、たくさん見せてあげたくなりました。

なんでも挑戦してみることにしたと言って、母親とハンバーガーを食べているシーンも大好きです。

発展途上国の人が日本旅行する番組

遠い過去の記憶ですが、発展途上国の人が日本旅行をするという番組がありました。

まったく番組名は覚えていないのですが、日本を訪れたその人が、動く歩道を見て「なぜ日本人はこんなに急いでいるんだ?」と言っていたのを覚えています。

動く歩道の他にも、目に映るものすべてがその人にとって初めて見るものでした。

その番組を見た幼いときの僕は、他にもこんなものもあるんだぞ!といったように、自慢げに日本を案内したい気持ちでいっぱいでした。

このときの旅行者とジャックの表情が重なり、ふとこの番組を思い出しました。

やはり、人が驚いたり感動している様子はいいもので、もっと見せたいと思ってしまうんですね。

子供に罪はないけど

この映画の絶妙な苦味は、おじいちゃんがジャックのことを見れなかったシーンでしょう。

娘に酷いことをした男の子供でもあるジャックを、どうしても可愛がることができませんでした。

ジャックに全く罪がないことを前提にしても、このおじいちゃんがどれだけ苦しんでいたか、オールドニックを憎んでいたかを想像すると、攻めることはできません。

深く刻まれたシワに、憎しみや悲しみを感じずにはいられませんでした。

こういった苦味のある映画は見応えがあります。

おわりに

誘拐・レイプ・監禁という許されざる犯罪をテーマにした映画でした。

脱出後もはたして幸せになったのか疑問になるシーンもありましたが、「ルーム」と決別するシーンで親子2人が新たな旅立ちをしたようで爽快感がありました。

分かりやすくおもしろいので、Netflixで何観ようかなー?って迷ったときは断然「ルーム」がおすすめです!!

 

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